きゅうり(胡瓜魚)の塩焼き&フライ

こんにちは。調理師のkiiです。スーパーに行きましたら、きゅうりというお魚が4尾で200円でした!

きゅうりなのにお魚!?と気になって、見つけた瞬間に購入を決めました(笑)今回はシンプルに素材の味を楽しめる「塩焼き」と、サクサクとおいしい「フライ」にしてみましたよ~。

ちなみにきゅうりとは?
きゅうり=胡瓜魚
きゅうりに似た香りがあり、塩焼き、フライ、天ぷら、南蛮漬けなどに調理される。


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【きゅうりの塩焼き】

塩焼きにしてみると、名前の通り独特な香りがあり、好みが分かれそうだなと思いました。大根おろしやすだちを添えると食べやすいですね。

【材料】

・きゅうり……2尾
・常温の水……魚がひたるくらい
・塩……水の10%
※水100㏄に対して、塩10g=小さじ2

【作り方】

1. 下ごしらえをする。

きゅうりは、うろこ、内臓、えらをとります。

※頭が左になるように盛り付けるので、頭が右になるようにまな板におき、腹に切り込みを入れて内臓を取り出しましょう。
2. 塩水に、10分ひたす

きゅうりがひたるくらいの水をはかり、水の10%の塩をとかします。きゅうりを塩水にひたし、そのまま10~15分くらい置いて塩味をつけます。
3.  水気をふきとる。
塩水にひたしておくと、魚から余分な水分が出てきます。この水分には魚の臭みも出ていますので、キッチンペーパーでふきとりましょう。
4. 焼く。
魚焼きグリルやフライパンで焼きます。

大根おろし、すだちなどがあれば添えて、いただきます!
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【きゅうりのフライ】

フライにしてみると、塩焼きでは感じられた独特な香りがなくなり、とても食べやすくなりました!チカフライに近かったので、天ぷらにしてもおいしそうです。

【材料(1~2人分)】

・きゅうり……2尾
・塩こしょう……各適量
・マヨネーズ、パン粉……各適量
・揚げ油……適量

【作り方】

1. 背開きにする。
きゅうりは、アジフライを作るときのように背開きにします。

2. 塩こしょうをふる。
塩こしょうで下味をつけます。

3. マヨネーズをぬる。
両面にマヨネーズをぬります。

家に卵がなかったので、今回は卵と小麦粉のかわりにマヨネーズを使って衣をつけました。

4. パン粉をつける。
パン粉をつけます。

5. 揚げる。
揚げ油を熱して、両面こんがりと焼き色がつくまで揚げます。


揚がったら、バットにあげて余分な油をしっかりと切りましょう。

【ポイント】

1. 塩焼きは塩をふるのではなく、塩水につける。
お魚を塩焼きにするときには塩を振りますが、ムラができないように塩を振るのは、なかなか難しいものです。

そこでオススメしたいのが、下ごしらえしたお魚を、塩水にひたす方法です。しっかりと水と塩をはかれば、どこを食べても同じ塩加減の塩焼きに仕上げることができます。塩水につけると、お魚の余分な水分と臭みを取り除き、身がひきしまってうま味もアップできますよ◎

塩水の濃度は10%。かなり塩辛いです。そして、塩水につける時間は10~15分。浸透圧の関係でお魚のうま味が逃げてしまうので、長時間つけたままにしないでくださいね。もしもすぐ焼かない場合は、キッチンペーパーに包んで冷蔵庫に入れておきましょう。置いている間にも水分が出てくるので、水分をふきとってから焼いてくださいね。
2. マヨネーズで、衣つけは簡単!
少量だけフライをつくりたいときに、卵を1個割ってしまうのは面倒ですよね。そんなときは、マヨネーズで衣つけをしましょう!

マヨネーズを利用した衣つけはとっても簡単♪下ごしらえをした豚肉、鶏肉、えび、鮭などにマヨネーズをぬって、パン粉をつけるだけです。

マヨネーズ衣はパン粉がつきにくいです。パン粉をつけたらそのまま少し置いて、パン粉をしっかりとなじませると◎そして揚げるときも、油に食材をいれてからしばらくは触らないでくださいね。

今回は大きいお魚でしたので油で揚げましたが、マヨネーズ衣のフライはオーブンやトースターでも調理できます。加熱するとマヨネーズが溶けだして揚げ油になってくれるのです。ひと口サイズのフライでしたら、220℃のオーブンまたはトースターで10分焼けばOK!

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